本日より全ての管が外れ糸の切れた凧状態となり巣立ちの準備を始めます
一昨日医師より退院はほぼ1週間後と宣言されましたので、2月2日ないしは3日になる見込みとなりました
脊髄麻酔もはずされ経口麻酔薬だけなので幾分咳き込んだときに痛みが出るかもしれませんが、自由に歩けトイレも不自由しておりません
27日の腹部レントゲンでは腸内にガスが溜まっておりましたが歩行をするようになり28日にはガスがほぼなくなり良好な状態となった画像を見せてもらいました
さらにコーヒーも飲めるようになったので、ココナッツオイルを一さじ浮かべて飲み、さらにヨーグルトを添えたら腸の動きも活発になったのは言うまでもありません
病院の食事については一般にまずいといわれてますが、そうそう馬鹿にしたものではありません
ちゃんと味付けもしてあり、肉や野菜なども調理されてます
おかずよりもご飯の量が多いので半分に減らして欲しいと看護師に相談したら、病院食だとついついカロリー不足になるのでご飯の量は減らさないのだそうです
たんぱく質がどうしても足らないようなので、別にチャーシューやウコッケイの生卵などを買い入れて補食しています
私の場合は全粥でしたので、のりの佃煮や梅干などで味付けをしました
江戸ムラサキのことを看護師さんが知らなかったことが、つまらないことですが病室で話題になりました
ついでに当たり前だのクラッカーの会社はとうに無くなったなどと昔のコマーシャル話もでてきました
入院するときの心得を幾つか列記します
●健康な人ほど大病になりやすいので、定期健診は怠らない
→初期段階での治療がはるかに優位であることは私が身をもって証明しました
初期段階で外科手術し術後の痛さでは苦しみましたが、がんで苦しんだことは一切ありません
特に大腸がんはステージが進むと必ずといっていいほど肝臓に転移しますので大腸がん検診と胃カメラは毎年お勧めします(半年でもがんは成長していきます)
●病院を選定することがもっとも重要です
→かかりつけの病院が必ずしもベストとはいえません
町医者から薦められた病院は利権や先輩後輩関係などが絡んでいると思いますので、まずは疑ってかかりましょう
いまやインターネットなどでもいろいろ情報が探れますので自分で病院と医師を決めることが後で後悔をしません
もちろんセカンドオピニオンによる意見交換は絶対に必要です
大腸がんのときは、最初の病院と実際にかかった病院とでは雲泥の差がありました
一回目の咽頭がんの時は、健康に自信を持っていましたので医者の言うことは何でも正しいと思い、全て従いました
それが失敗でした
幾つかの後遺症が残り、それが今でも不自由の源となっております
大腸がんのときは、さすがにその病院の言うことには信用ができずに一生懸命調査した結果、今の病院に落ち着きました
各専門医同士、看護師などとの情報交換がよくできており全てがスピーディに処理されているので、ここなら安心して検査・治療・ケアを受けられると確信しました
●風邪などを少しでもひいた状態での入院は控える
→前述したように咳き込むと傷口に響き七転八倒の苦しみが待っています
●疑問に思ったことや知らないことは遠慮せずに聞いてメモし後で調べる
→担当医には手術の様子を詳しく聞き、必要な画像を撮らせてもらい、医師の所見を細かく尋ねる
→点滴などで訳のわからないものを体に注入されるのは承知できないので、必ずどんな効用がある薬なのかを尋ね副作用についても聞きます
体の調子が時間と共によくなっていくので、いつまでも点滴を続けるのは逆効果になると思い、自分の意思で投与是非を決め相談します
肝機能を強くするもの、抗菌をするもの、胃壁を保護するもの、麻酔薬、栄養、生理食塩水、利尿剤など
●できるだけ、有名人は別として見栄など気にせず4人部屋などで患者同士苦楽を共にするのがいい
→思わぬ情報を得られたりお互いにはげましあったり孤独感から開放されます
次は自分はこうなるんだなあ、と覚悟を決められたり困ったときのノウハウを教えてもらえます
夜中いびきやうめき声に悩まされることも多々ありますが、得られる情報量は大きく貴重な知恵を授かります
もちろん部屋代も格安です(私の場合は廊下側なので1日3食看護付で0円です)
※最近C型肝炎の手術を受けた隣の患者さん(68歳)からすごい新薬の話を聞きました
100%近い治癒率だというものです
ソバルディというもので、3ヶ月で500万円もする高価な薬です(1錠約6万円)
昨年医薬品として認可され保険が適用になったとのことです
調べたらハーボニーという類似薬もありました(1錠約8万円)
ちょうど団塊世代の方で、小さい頃、針を取り替えないで打つ予防注射でウィルスを移されたと話してました
確かに思い当たる節もあります
会社時代私の上司だった方(68歳くらいで今もご健在です)がC型肝炎でインターフェロンを投与していたことを思い出します
これで10年生存率のワースト3位の肝臓がんが改善の方向に向かうのは素晴らしいことです
