今年の健康キーワード(その9)2016.2.16

開腹手術後2月2日に退院しかれこれ2週間経過しました。
お店には休まずに出ました。
まだ傷口が疼くので鎮痛剤を飲みながら多少早めに帰宅し大事をとりました。
幸か不幸かあまり忙しくなくお客様にもあまりご迷惑をお掛けすることなく平穏に過ごすことができました。
この間、気遣っていただきましたお客様や、スタッフに感謝です。

さて、検査結果の最終前報告を昨日執刀医師から伺いました。
摘出したガンは画像で確認すると27mmくらいの大きさで大腸がんと断言されました。
再発の危険性は5年経過しているのでほとんど心配はないとのことでした。
肝臓自体はたいへん元気で機能も十分に果たしているので心配はなく、4月25日の最終審査をもって肝臓部位から切り離されます。
ただしあと5年間は定期検査を続けることになります。
つまり70歳まで年に2回ほどの通院をすることが決定です。
大病院ですので何か異変があればカルテも揃っているので、お守りだと思えば苦になりません。
今後の生活については処方箋もなく食事などもなんの制限もなく、1~2ヵ月後にはお酒もゴルフもOKとなります。
退院後はやけにパワフルになったような感じで、演奏も妙に迫力があるように感じられたようです。
早寝早起きと3度の規則正しい食事で過ごした2週間の病院生活を強いられたことにより、元気を取り戻せたようです。
血液検査の数値はメタボ系も収まり健康そのものです。
たまには入院して疲れた人生をリセットするのもいいかもしれません。

定年された方は高額医療費限度額を認定されれば、ほとんどの成人病治療では月に3万5千円くらいで入院できます。
がん保険にも加入されていれば手術、放射線治療などは、保険会社から〝よく頑張ったね〟とボーナスが支給されますので、医療費の心配は一切ありません。
ただしベッドの差額代は支払われないので、個室などにはいるとたいへんな出費になります。
ちなみにここの個室は1日約5万円くらいですので一ヶ月もいたら150万円の負担となります。
4人部屋の廊下側でしたら、なんと1日0円です(窓側は1日2500円程度です)。
窓側は外の景色がみえるので開放感があると思いますが、私は廊下側の方が朝の太陽光が眩しくなくトイレにも近く、声を出せば看護師に聞こえやすいので廊下側を選びます。

先週がんの最新医療が放映され録画をみましたが医療の進歩はすごいです。
大腸がん、前立腺がん、乳がんについてたいへん興味深い治療法が紹介されていました。
・大腸がんの検査は従来下剤などを飲むとてもいやな方法でしたが、それをしなくて検査ができるようになります。
・前立腺がんでは場所がデリケートなためロボットアームによる治療ですが、これはアメリカではすでに導入されている最新のものです。
・乳がんでは他に転移がない場合には、日帰りでの治療ができるようになりました。

また本日朝のニュースですが、糖質制限ダイエットの著作などで知られるノンフィクション作家の桐山秀樹(きりやま・ひでき)さんが2月6日、東京都内のホテルで心不全のため急死しました(61歳)。
糖質制限ダイエット推奨の江田康二医師とも交流のあった方です。
自身の体験をもとに糖尿病の克服術を綴るとともに、糖質制限食の第一人者として「おやじダイエット部」を結成。中高年向けのダイエット本を多数出版。3カ月で15キロやせ、最終的には体重が87キロから20キロの減量に成功しました
冒頭の部分で私も糖質制限を始めましたがこの記事を読むと糖質制限食が心不全の原因と思われがちですが、糖尿病と動脈硬化がかなり進んでいたようですので一概にそれが原因だとは断定できない気がします。

何事も急激な生活の変化は心身ともにその変化に追従できないので、あまりいい影響を受けないかと思いますので何事も様子を見ながら徐々に悪い生活習慣を改善しましょう。

昨日結果報告を聞きに行った際、同室の患者さんが私の誕生日に直腸がんと胃がんの同時切除をすることになっていましたのでお見舞いに部屋まで行きました。
術後はいたってお元気そうで、いろいろ貴重な体験話を話を伺うことができました。
9時間にも及ぶ手術でしたが麻酔で意識がなくなってから、私と同じ10秒ぐらいで目が覚め、その間不思議な夢を見たそうです。
胃は全面にがんがあったため全摘となり、直腸切除後はしばらくの間人工肛門(ストーマ)の装着となりました。
術後の痛感がひどく脊髄からの鎮痛剤や経口鎮痛剤を多めに服用していたところ、幻覚症状が出て看護師さんたちにたいへん迷惑をおかけしたそうです。
入院前は一度も入院をしたこともなくとても健康体だった方ですが、お酒もタバコもゴルフもお好きとのことでした。
お年も近いので私が入院中もお互いに励ましあってきました。
このダブル手術は大成功でしたが、今は幻覚症状もおさまりあとは徐々に食生活が馴染んでくれば退院となります。
退院したら私のお店に行きたいと、目を輝かせておりました。
とにかく早くお元気になり元の生活に戻れることを望んでおります。