2月に60歳になりましたが、今日の今まで年金の申請を忘れてました
思い出したように手続きを始めようとして、相談窓口に電話をして必要書類などを確認しました
(1)申請書の説明書は読んで完ぺきに理解できる人はいないでしょう
それほど内容が複雑になっており細かい規定ばかり記述されていて読んでいていやになってしまいます
厚生年金を支払う時はほとんど自動的に口座から毎月引き落とされているのに、支給の段となると複雑怪奇な手続きやら書類の準備やらで、腹がたってきます
(2)電話相談窓口もレベルの差があり、複数に聞いた結果、それぞれ異なる書類の準備が必要だということがありました
不安に思い、近くの社会保険庁の出先部門に聞きに行ったら、また新しいことを言われました
複雑になる理由は、配偶者や子供の情報が的確に伝わらないと、不必要な書類まで準備させられてしまうということでした
(3)配偶者の所得が850万円あるかないか、子供の年齢が18歳未満かどうか、同居か別世帯か、などで必要な書類が違います
細かくフローチャート化してれば、何が必要かわかるのですが、たいへん不親切な手引書になってます
(4)最終的に申請のための役所めぐりをしました
① 社会保険庁(千葉)生計維持申立書のひな型をもらうため
② 区役所(千葉)配偶者の住民票をとるため
③ 区役所(千代田区)全員の戸籍謄本をとるため
④ 高校(港区)在校証明書をとるため
⑤ 区役所(港区)本人の住民票をとるため
⑥ 年金機構(港区)申請のため
上記以外に、配偶者の所得証明書/基礎年金番号/会社の人事規定を勤めている会社からもらう必要があります
配偶者が年収を850万円超えている場合は5年以内に減額され850万円以下になる可能性があると、手続きが必要となります(配偶者が61歳になりまで、本人が65歳になった時からいくらか加給されます)
子供が18歳未満であっても、本人が65歳になったときに18歳を超えた場合は、加給されませんので在校証明書は不要となります(実際に不用でした:生徒手帳で済んだのです)
(5)這う這うの体で手続きは完了しましたが、支給されるまでなんと3~4か月もかかるそうです
お役所の仕事のやりかたには、市民へのサービス精神が欠けている人もお見受けします
人によってやり方や考え方が違うのかもしれませんが、お役所のルールを少しでも外れていると恩着せがましいというか非常に高飛車になる人もいます
本庁はサポートの人がたくいさんいるせいか親切すぎる面も感じますが、特に出張所や出先部門にお役所人間が多いようです
それにしてもこの手続きの煩雑さはなんとかならないものでしょうか
これだけ情報が集まっているのに、あちこち出向いて書類を取りにいかなくてはならないのでしょうか
久しぶりに批判的になってしまいましたが、皆さんも感じることがありますでしょう?