ベイゴマ

小学生のころ近所の悪ガキ相手によくベイゴマ遊びなどをしました

ちなみによく遊んだのは
・ビー玉(土の地面に星を描いた中にビー玉を賭けて、取り合うゲーム)
・チェアリング(アスファルトで、ビー玉ゲームと同じルールで取り合うゲーム)
・メンコ(路上でメンコでサバを作り、相手のメンコをひっくり返し取り合うゲーム)
・ベイゴマ(バケツとシートと紐でトコを作り、相手の駒を弾いて外に出し返し取り合うゲーム)
・三歩取り(ボールを股の下から投げて相手にぶつけるゲーム、片手で取ると1歩前に進めるなど)
・ごろベース(庭球を素手で打ち、野球と同じルールで遊ぶゲーム)
・缶蹴り(あき缶を蹴っているいる間に隠れ、人質助けるゲーム)
・悪漢探偵(2組に分かれて、逃げる方を捕まえるゲーム)
・石蹴り(月下水木金土のマスを作り、石を蹴り陣地を取り合うゲーム)
・おはじき(相手のおはじきを当て親指を中心に回して陣地を作れる陣地取合戦ゲーム)
その他
・釘差し
・2Bによる空中爆発(危険でした)
・縄跳び(郵便屋さん、3重飛び、ハヤブサなど)
・ケンダマ(ろっぱ、はっぱ、このは、えのけん、一足飛び、世界一周、宇宙遊泳4など)
・絵合わせ(月光仮面、七色仮面など)
・自動車ガム(国別に10点集めると景品がもられます)
・草野球(上野公園や道路でチームを作り遊んだ、短いさんかくベースもあった)
・ドッジボール
・ポートボール
・手つなぎ鬼(4人集まると、2人ずつに分かれて鬼となり捕まえる)
・だるまさんが転んだ(鬼が振り返ったときに動くと負け)
・馬乗り(数人で人間台を作り、そこに飛び乗り台を崩す危険な遊びでした)
・竹馬ごっご
・羽根つき
・銀杏とり(軟球で枝に当て、落とす)
・度胸試し(暗くなってから、お寺の縁の下などに忍び込む)
・花札(”おいちょかぶ”、”いのしかちょう”などの絵合わせ)
・トランプ(7並べ、神経衰弱、ページワン、ババ抜き、ナポレオン、セブンブリッジ、大貧民、ブラックジャック、カブ、51、ダウト)
・碁(5並べ)
・将棋(まわり将棋、おかね将棋、はさみ将棋、本将棋)
・お手玉
・あや取り(川、ゴム、つづみ、東京タワー、一人あや取り)
・ずいずいずっころばし(親指と人差し指で穴を作り、歌が終わったときが勝敗となる)
・かくれんぼ/鬼ごっこ
・駆逐水雷(駆逐艦>水雷>戦艦>駆逐艦、の担当者が相手を捕まえる戦争ゲーム)
・忍者ごっこ(手裏剣、忍者走り、覆面、刀を背負う)
・お侍ごっこ(端木を切って大小の刀を作り、斬り合う)
・スーパーマンごっご(風呂敷などを首に巻いて、高いところから飛び降りる)
・お医者さんごっこ
・おままごと(ござを敷いて色水を作ったり)
・貝割(大きなハマグリの殻をハマグリの堅い場所でぶつけて割る遊び)
・各種ゲーム(野球盤、コピット、バンカース、双六、など)

ところで、ベイゴマの言葉の由来ですが、
和ごまに対して、アメリカから来た駒として米ゴマでは無いようです
ベイゴマのお尻のシェイプがある巻貝に似てることよりつけられた日本古来の駒です
興味ある方は調べてみるのも一興です

駒は
A,H,K,M,R,T,W
の文字がネイミングで駒の頭に彫られていました
駒の周りを削り、相手を弾きとばすための角を作ったり、よく回るようにケツをとがらせたりしました
最初からできている元角や元ペチャは違反でした(青田、中西など野球選手もありました)
相手をみんな弾き飛ばすと”ケイガン”と叫び、自分駒を取ると外に出た駒をもらえます
複数の駒が残った場合は”同力半周りもらいもん” と叫び、外に出た駒をもらえます
また相手の駒をひっくり返す(”カマ”)と勝ちです
左利きの人がいると、反対向きの回転により、駒のリキが吸い取られてほぼ同時にとまってしまいます
べいひもの使い方にも、チンコ結びというのがあり素早く準備をしなければなりません
通常4人くらいですが、人数が多いとガチャガチャとすごい迫力です
天塩をかけて作り上げた駒を”ダッチャン”と名付けて、負けて取られても取り返すチャンスが与えられます
当時1つ3円(小ごま)、5円(おおごま)だった記憶です
勝負に勝つと獲得した駒をポケットいっぱいにいれて、自慢げに家に持ち帰りました
そういうわけで、親譲りでしょうか、小さい時から勝負事が好きだったようで、いまでもその血がたぎっております

今回は、昔こんな遊びがあったということを思い出しました
町によりいろいろきまりがあり、これらは台東区下谷界隈の遊びでした