歯磨きとガン予防

一番なりたくないガンの一つに、食道がんがあります

これは、広範囲に手術を施工するので体力の衰退と致死に至るケースが多い
よく、熱いものを早口に食べると食道がんになりやすい、といわれます

これは粘膜が焼けるため腔内炎や舌がんにもなりやすく、食物の通り道の細胞分裂も盛んになるために食道ガンの発生率も上がるわけです
食べたものを吐いたり胃液を逆流させた場合にも、ガンになる要因となります

医学的には、アルコールを分解したときの過程で発生するアセトアルデヒトという酸化剤がガン細胞の育成につながっていくということがわかっています

肝臓でアルコールが分解できなかった時に大量のアセトアルデヒトが胃や食道に浸透しガンの発生につながります

ところが、口の中にもアルコールを分解しアセトアルデヒトを作り出す細菌が存在することがわかりました

歯医者さんの実験でも、毎日歯垢を歯間ブラシなどでクリーニングした場合には食道がんの発生率がなんと4割もさがるという結果がでたそうです

私は、首の放射線治療により唾液腺が破壊されてしまい唾液の量が少ないために歯は時間をかけてよくクリーニングします

ただし、ブラシをかけすぎるとエナメル質が削れて虫歯の原因になるので、ブラッシングもいろいろ気を付けながらやっています
自分では気が付かない口臭は、歯垢や歯槽膿漏が原因です

これは食道がんの遠因にもなっていますので、クリニックを励行するようお勧めいたします

歯医者さん嫌いな私でしたが、クリニックをしてもらってからは、口腔内がすっきりしやみつきになるくらいです

確かに最初は歯茎からたくさん出血するほど痛い思いをしましたが、その壁を乗り越えると気持ち良いすがすがしさが待っています
是非、歯や歯茎は今のうちからでも遅くはありませんので、十分なケアをしてください

髪と歯は長い友達ですからね