4月29日に内田裕也さんが慰問された石巻「一皇子神社」に、人と支援物資を車に満タンに積んで行ってきました
数年前ノーキーさんの自宅にレコーディングの打ち合わせに一緒にいきました石巻水産の木村隆之さん(残念なことに2年前に作られた音楽ホールも流されてしまいました)からのご要望にお応えする形で、塚原光男さん他6名で東京から10時間かけ現地に到達いたしました
途中、東北縦貫は道がでこぼこしているところがありひどい渋滞が断続的に発生し朝6時に出て現地には16時につきました
三陸道では、土盛りした道路の右側だけが津波の被害がひどく左右では天と地の差があり、運命の分かれ目のような道路でした
石巻に入るとテレビなどで見ていた光景をはるかに上回る惨状で、いろいろなものの匂いが混じり合い車の窓をあけて走ることはとても耐えられないほどでした
JRの機関車が横倒しになっていたり、お墓の上に車がのっかっていたり、畑のあったところは被災者の方が眠っている仮設墓地になっていたり、あちこちに無数の車が流されたり、大きな船が陸にあがったままになっていたり信じられない光景を目の当たりにして呆然としてしまいました
地図にある道を走っているのに目印になるコンビニも信号機もなく、地元の方の案内でなんとか「一皇子神社」にたどり着くと、予定の13時ころからお待ちになっていてくれた現地の方々が出迎えてくれ、早速用意されていた社務所のステージで演奏をさせていただきました
どこから調達されたのでしょうか、アンプやドラムはPAなどの機材が設置されておりました(お聞きしたらボランティアで知り合いのベンチャーズ仲間や楽器屋さんがご協力してくれたそうです)
塚原さんお得意のベンチャーズ、加山雄三、グループサウンズなど約1時間、現地の仲間もセッションに加わり、静かな神社で邪気を追い払うかのような大音響でライブをいたしました
皆様からお預かりしました支援金は水や懐中電灯、乾電池、タオル、ヘアアクセサリなどに替えさせていただき、被災者の皆様にお配りいたしました
被災地の災害復興に少しでも協力できたらの一心で遠征しました
ご支援をいただきました皆様方のお心をお届けできました
ご協力たいへんありがとうございました
また、道案内や登米のライブハウス(ツイストアゲイン)でのチャリティでお世話をしていただきました「山形蔵王ベンチャーズの鑓水さん」、「松島ベンチャーズの塚本さん」、ありがとうございました