月別アーカイブ: 2011年11月

幻のスピーカーThe voice of Theater

本日、ある著名な方よりあり幻のスピーカーThe voice of Theaterがエルカミーノに寄贈されました

これはオーディオマニアならだれでも知っている英国生まれの名器ALTEC A7システムです

おそらくギターでいえば、モズライト、車でいえば、ロールスロイスでしょう

かなり大きく重厚な感じのするスピーカーシステムです

ピアノ、弦楽器、ボーカルなどに対し迫力あるサウンドをかもちだします

レコードと真空管アンプと組み合わせると最高でしょうね

ジャズカフェなどにとてもお似合いです

今度こられたら是非ご視聴ください

レコードもかけられますので、どこからか贔屓のレコードを引っ張り出して持ってきてください

またしても、ガンの疑いが!

<またしても、ガンの疑いが!>
“開腹手術となります”
といわれ、仰天しました
二年前に咽頭がんで入院した近くの国立病院で内視鏡による大腸内の検査の結果、S字結腸に5ミリくらいの大きい腫瘍がみつかりました
「内視鏡では切除できない大きさなので開腹して切除しましょう、あした外科医とそうだんしてください」と消化器内科の先生に勧められました

“えぇ!? いまどき開腹手術でポリーブをとるの?”
お腹に小さい穴をあけ、マジックハンドで手術をしている映像を見たことがあるので、どういう病院が有名か調べてみると、港区の虎の門病院(黒柳医師)が紹介されてました

いわゆる腹腔鏡手術では経験も成績もよく、大腸がんはできるだけ腹腔鏡手術を勧ますとありました

腹腔鏡手術と開腹手術のおおきな違いは

・出血量が少ない
・手術創が小さい(開腹手術では20㎝くらい)
・痛みの期間が3日くらい(開腹手術では一週間以上)
・入院期間も一週間程度で短い(開腹手術では3週間くらい)
・手術の時間は開腹手術と比べやや長い
・医師による技術力の差がはっきりしている(往年の開腹手術の技術しかない病院もある)

知り合いの方の大腸がんの写真をみせてもらいましたら、それはそれはおぞましくそれこそエイリアンに似たような悪性新生物(緑色に変色)のようでした
内視鏡で見た私の腫瘍は、小腸の出口から直腸まで全部見せてもらいましたが、直腸の手前のS字の部分にだけありピンク色できれいなものでしたので、心なしか安心しました

そこの病院から紹介状を書いてもらい、来週には虎の門病院で治療を受けようと思います

これでインプットの咽頭(二年前)とアウトプットの大腸での入院になります
両方とも普段の生活では痛みもかゆみも感じませんでしたが自分で異変を感じ調べてもらい発見しました
これも早い発見でしたから大事に至ることはないと思ってます

今回、調べてもらうきっかけと経緯はざっと
・年一回港区で無料の検針が受けられるので、2年ぶりにいきました(10月28日)
・検便で血の痕跡があるので精密検査を勧められた(最初は“切れ痔”の疑いでした)
・確かに今年に入り、便が細くなったり時折血が混じったり、何度も便意を催したりするので変だなとは思ってました(もともと便秘はしないほうでしたが)
・そこの施設では、大腸のバリウム検診だけ受けられたので、とりあえず受けてみました(11月8日)
・映像では二カ所くらいおかしいところが見え隠れしているので内視鏡での検査を勧められました
・そこで、紹介状を書いてもらい以前入院した国立病院で内視鏡の検査をしてもらいました(11月21日)
・大腸内を全部調べてもらいましたが、S字結腸に大きな腫瘍があり、進行がんの疑いがあるので、生検のため細胞を採取しました
ただし、大腸がんマーカーであるCEA(胃がん、大腸がん、すい臓がんのがんマーカー)やCA19-9(膵臓、胆のう、胆管がんなどの消化器系のがんマーカー)はすべて陰性でしたので転移などの心配はまったくないのは幸いでした
・手術の前に腫瘍の大きさ浸食具合などを見るためCTスキャンなど詳しい検査を勧められました

これ以上この病院で検査を続けても開腹手術になってしまうことになりそうなので(腹腔鏡手術はあまり経験がないと思われます)、今後はすべて虎の門病院で検査をすることにし、生検の結果と紹介状をもらい11月30日に黒柳洋弥名医に相談に行く予定です
(最初から虎の門病院にいけばよかったと幾分後悔してます)

咽頭がんのときも思いましたが、病院と医者選びは医師に遠慮なく自分で決めた方がいいと思います
ベンチャーズのギタープレイヤーと同じように、人による弾き方は様々です
医師もそれぞれ知識と経験に基づき治療を極めていくのではないかと思います
最近の医療技術は相当に進んできているようですから、よくよく調べていい病院にかかるというのが、人生の選択肢もであるような気がします
私みたいな超健康優良児も病気にかかりますので、いま健康でもいつか病気になることがあると思います
健康で長生きするために、定年後などは病気の早期発見と生活習慣を正す自己管理力がますます必要となります

<参考データ>
2010年12月の現代ビジネスにも名医の記事がありました
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/1785

下表をみると3位の虎の門病院がいかに、腹腔鏡手術のウェイトが高いということがわかります(腹腔鏡手術率97%) 第二位は奥田準二名医のいる大阪医科大学病院)で93%です
他の病院は、ダントツに開腹手術のウェイトが高いのでびっくりです

ちなみに腹腔鏡手術は1984年にフランスで開発され当初は胆のう摘出がメインでしたが、その後日本でもいろいろな臓器の手術に採用され1996年にほとんどの臓器への健康保険適用となりました

大腸がんのいい病院

大腸がんなのか腫瘍なのがまだわかりませんが、いずれ手術することになりそうです
絶対に腹腔鏡手術を希望します

きょう、いい病院と言われるデータリストが掲載されている本を発見しました

「手術数でわかるいい病院2011」657円

その中に、大腸がんの手術件数がでてましたので添付します

虎の門病院がダントツで97%腹腔鏡手術です
大阪医科大学病院が2位で93%
あとはダントツに、開腹手術のウェイトが高いのにはびっくりです

こうやって調べてみると、病院によって格差が大きいことがよくわかります
経験深い名医がいるところは、新しい手法での手術が可能だということですね

こちらも参考にご覧ください
2010年12月の現代ビジネスの記事「医師がすすめる 最高の名医+治る病
院」大腸がん・腹腔鏡手術
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/1785

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