月別アーカイブ: 2011年12月

お見事ミクロの決死隊

いま、5ミリのポリーブを一つとり、腫瘍にマーカーをつけました

わずか、30分以内でしたが、映画をみているように楽しませていただきました
痛くないのでまるで、NHKの番組かとおもってしまうほどです

横行結腸にゴミみたいなポリーブが二カ所、これは問題なし
S字結腸に五ミリ大のポリーブをカットしました
傷跡はなんとホッチキスで止血しました
次に本命の腫瘍は怪獣のような面構えでしたが、マーカーとして、ホッチキスと墨汁で色を付け、腹腔鏡手術の位置の目安にしました
火曜日の手術では、そのあたりを何センチかカットするのでしょう

前の病院と同じ検査でしたが、その場でポリーブをかっとしたのと、まるで痛くなかったのが大きな違いです
それと、若い医師でしたが、実況解説もあり僕の執拗な質問にも親切に答えてくれました
前の病院では、実況解説はありませんでした
次は転移がないかCTをやります

内視鏡はこわくないので、是非一度ミクロの決死隊になったつもりで、乗船してみてね

以上、速報をお送りしましたが、おなかが減っても夕方のCTが終わるまで食べられないよ

大腸がんはこわくありません 少し恥ずかしいだけかも

便が細くなったり意味もなく便秘や下痢をした場合で血が混じったら、まず大腸がんを疑います

いい病院を探し一回ですむようにしましょう
病院をかえるたびに同じ検査を強いられますから、いやです
まず、
バリウム検査が内視鏡でみてもらいます
内視鏡だとポリーブが大きい場合はその場で切除してもらいます

内視鏡でとれない大きくなったものは腫瘍で開腹か腹腔鏡手術になります
ポリーブはキノコみたいですが、大腸がんといわれるものはとても醜い姿をしてます
直腸はいちばんやっかいで程度により開腹手術になります
そのほかの部位は、最近はほとんど腹腔鏡手術で処置されます
これは、病院のノウハウによるところが大きくなっています
開腹手術しかしない病院もあります

年に一回は内視鏡でみてもらうことの重要性が今回よおくわかりました

大腸はがんのトップ3にはいっていて、早期ならば90%以上完治しますので時間との勝負です

確かに嫌そうな検査ではありますが、勇気をもってみてもらいましょう
意外に痛くありませんので恥ずかしがらずに、

老婆心ながら、お知らせしたいと思いました

なんと、即入院となりました(アッと驚くタメゴロー!!)

昨日、狙っていた都内の有名病院にいきましたらたまたま火曜日にキャンセルがあり、早い手術を勧められました
待ってましたとばかり火曜日に受けることを即決し、すぐに検査を済ませ入院の手続きをすませました

大腸がんは早ければ早いほど、リスクがないからです

しかしこの病院はすべてが早くてびっくりしました

(担当医が、“ここはスピードがモットーです”と言ってました)

初診なのに、またたいへん患者さんで混雑していたのに30分も待たずに先生に話を伺うことができ、タイミングよく直前の患者さんのキャンセルもあってか、このように筋書きができてしまいました

12月は忙しい時期なので早めに入院できればいいなあと思っていましたが、ほんとにラッキーそのものでした

また、腹腔鏡手術では一週間の入院ですみ、また手術当日以外は外出もできます

午後は診察もほとんどなくお店にも至近ですから、ほとんど毎日お店にも出ることができます(先生がOKしてくれました)

前の病院では、いきなり開腹手術といわれましたが、ここでは100%近く腹腔鏡手術であり、拡大カメラで診るので病巣も細かくわかるのだそうです

病院によって治療内容や処理のスピードに非常に違いがあるということが、よくわかりました