前回の脳梗塞寸前のレポートにあるように、4年前の画像と今年の画像でわかるように、頸動脈の一方が完全にプラークにより詰まっていました
たった4年間でこんなにも早く血管が詰まるのは何故か調べてみようと思い、仮説を立てて検証してみます
仮説<コロナウィルスが関係しているのではないか>
この4年間に何があったかを思い出してみました
2019年11月
いわきの温泉センターでバンドライブに出演した際、メンバーの一人が風邪のような症状があり、同乗していたメンバーに移ってしまい演奏後に具合が悪くなりねこんでしまいました
夕食事時に起きてきましたが好きなお酒も飲めず、食事も味がしなくて食欲がわかないようでした
翌日は何事もなかったように具合の悪かったメンバーはゴルフもできました
次の日はそのメンバーと私の妻と息子が同乗して帰宅しましたが、私はそれから高熱が出て2~3日寝込んでしまいました
家族も熱が出て同じように具合が悪いようでした
私より若い人たちはそれほど重篤にはなりませんでした
コロナが日本で発表されたのは翌年の1月ごろでしたから、今思えば、先行してコロナにかかっていたのかもしれません
2022年7月
バンド練習のメンバーの一人がコロナで陽性になり2週間隔離されていましたが、解禁日の翌日に練習に参加しました
まだ、店はコロナ対策を万全にしてました
練習後関係者6人と楽しく食事をしたのですが、その翌日から3人くらいが高熱や咳などの症状が出ました
私も38.9度の熱が出て2~3日寝込んでしまいましたが、PCR検査は受けず自己検査の抗体検査だけで陰性と判断してしまいました
やはり、抗体検査では陽性にはならなかったものの、コロナ(オミクロン)だったかもしれません
こういう経緯がありましたが、その間に自分の身体には次のような兆しなどがありました
2021年4月
近くの神社で花見をしたときに、桜の木を見上げていたら急にめまいがしてふらつきました
最近めまいはしたことがなかったのですが、その後再発はしなかったので気にもとめませんでした
2022年4月
2021年7月に亡くなった大学の先輩のお墓参りに麻布十番のお寺に行った帰り、近くのお蕎麦屋で精進おとしをするためお蕎麦を注文したのですが、急にめまいがして気持ち悪くなり吐いたりしましたので、タクシーで係りつけの病院に急行しました
そこではMRIなどの検査を1時間ほど受けましたが、脳には異状なく熱中症という判断でした
この日は妙に暑かったが水分補給が足らなかったのだと、思ってました
その後、前にも書いた通り、目の焦点が合わなかったり、右目にカーテンがおりるような症状が時折出たりしたので、入院し精密検査を経てステント手術をした次第です
コロナウィルスの体に与える影響力について、医学的な学術論文などから、脳梗塞になりやすいことが判明しました
また手足の末梢神経にも影響し痺れたりすることもある”ギランバレー症候群”の原因にもなるとありました(付記を参照)
実は、数年前から足の指の感覚が数本なくなってきており、原因はなんだろうといろいろ考えていました
長年悩まされていた爪水虫のつけ薬の影響だとも思ってましたが、学術論文を調べるとこれもコロナが原因だという思いが強くなりました
末梢神経への影響があるようです(付記を参照)
●コロナ菌による脳梗塞のメカニズムについて
人間の免疫細胞がコロナウィルスを退治する時に、自分より大きいと細胞核にあるDNAでウィルスを包み込み始末するプログラムが働くのです
これを”エトーシス(ETosis)”と呼び、好酸球が自爆してその2mくらいの長いDNAでウィルスを巻き付けて殺す最終手段で、アポトーシス(自然死)やネクローシス(事故死)とは異なる非常用免疫細胞の攻撃です
この自爆したときに排出される顆粒やタンパクが大量に血流にのると、プラーク(血栓)の原因につながります
これが脳梗塞の要因となり、数年経って罹患する人がでてくるのでしょう
コロナ発生から5年後に脳梗塞などの脳疾患で亡くなる方が多くなるとの巷の噂もありますが、ある意味納得できます
ワクチンもコロナ菌を培養してつくられるものですので、そういう危険性を免れないのではないかと思われます
●末梢神経障害”ギランバレー症候群”について
これもウィルスにより免疫細胞が活発になったときに、自身の末梢神経を攻撃してしまうもので、手足の感覚の異常、顔の筋肉の麻痺、目を動かす筋肉の麻痺、飲み込みに関する筋肉の麻痺、自律神経の障害などを引き起こします
血液検査により抗ガングリオシド抗体の有無で調べることができます
治療方法は、免疫グロブリン大量静注療法(免疫グロブリンを5日間投与)などがあるようです
この仮説があっているかどうかは、今後さらにデータが物語ってくれることだと思っています
健康でワクチンを接種した人も、高齢者の方も、コロナによる脳梗塞には注意して健康にお過ごしください
☆参考文献
研究の紹介/アレルギー・好酸球性炎症の研究 (akita-u.ac.jp) 秋田大学